頂点で戦うアスリートならば「ゾーン」のことを聞いたことがあるでしょう。この領域に到達する一つの解として、米オリンピックセンターはマインドフル瞑想をUSA代表選手に取り入れているそうです。今回はアスリートのマインドフルネス瞑想入門第二回目として、アスリートがマインドフルネス瞑想を取り入れるべき理由とその効果について解説します。

前回、アスリートのマインドフルネス入門 – マインドフルネスとは?をご紹介しました。今回は、このアメリカの大手企業、有名起業家の間で取り入れられているマインドフルネスが、どのようにアスリートの世界で取り入れられているのかをご紹介していきます。

メンタルは勝つ為の重要な要素

練習では外さないシュートやパットが本番では入らない。練習試合では格上にも勝てるのに、大会/公式戦ではいつものプレーが出来ずに格上どころか格下の選手にも負ける。これらの選手は揃ってメンタルが弱いと言われます。

これは要するに、プレッシャーや緊張から来る恐怖心や雑念が邪魔をして、目の前のプレーに集中できない状態になっていることを指します。

「ゾーン」の状態に意識的に到達する

逆にメンタルが強い選手は、雑念がなく目の前のプレーに集中でき、本人が持つ最高のパフォーマンスを発揮することができます。選手によっては実力以上のパフォーマンスが発揮できる、いわゆる「ゾーンに入る」「フロー状態」と言われる状態になることができます。

この「ゾーン」や「フロー状態」、スポーツをしている人は一度くらい経験したことがあるのではないでしょうか?周囲がスローモーションに見える、身体が勝手に動く、疲れを感じない、等々…自分が何でもできるような感覚ですね。

「メンタル」をコントロールして集中力を最大限に高めることで「ゾーン」の状態に意識的に入ることも可能であると言われています。

メンタルの状態一つで、実力以上の物が出せたり、逆に実力の半分も出せなかったりします。そう考えると、今持つ実力の50%~120%の範囲でどの程度の力を引き出せるかは、ほぼ「メンタル」次第だと考えられます。

これ程パフォーマンスに大きく影響を与える「メンタル」、それを鍛える手段として、「マインドフルネス瞑想」が注目を浴びているのです。

メンタル強化としてマインドフルネス瞑想を選手に取り入れるUSAオリンピックセンター

アスリートは、普段から目標意識を持っており、同時に身体の感覚が一般の方々より研ぎ澄まされているので、マインドフルネスの効果をより強く実感できる状態にあります。例えば…常に平常心を保てる。ミスしても切り替えて目の前に集中できる。

無駄な力みがなくなって疲れにくくなる。身体感覚が向上してパフォーマンス力が向上する。等です。この「マインドフルネス瞑想」ですが、日本ではまだあまり見かけませんよね。しかし、スポーツの世界で最先端を行くアメリカでは、もう既にUSAオリンピックセンターでこのマインドフルネス瞑想が取り入れられているのです。

米五輪選手、座禅も活用しメンタルトレーニング(日経新聞)

海外で取り入れられている「マインドフル瞑想」。技はフィジカルトレーニング、体は栄養、心はマインドフルネスで各々鍛えることで、心技体を揃えた自分を作りだし、更なる高みへと上っていきましょう。

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