メンタルの重要性は知りつつも、具体的なものがわからない。今日は、パフォーマンス向上につながる、皆さんの馴染みの深いメンタルスキルを取り上げて、具体的にみていきます。それは、「自信」と「集中力」の2つ。CERTIFIED MENTAL COACH でもある今田トレーナーのコラムです。

しばらくメンタルスキルトレーニングについてご紹介してきましたが、今回は具体的にどのようなスキルがあるかを実際に皆さんに知って頂きたいと思います。

パフォーマンスアップに必要なメンタルスキルはいくつかあるのですが、最も活用出来るものを幾つかピックアップしてみましたので、是非自分に必要な物がないかどうか考えながら読んでみてください。

CONFIDENCE BUILDING ~自信をつける~

私たちが失敗したり想像と違う結果が出てしまうと自信を失うことが良くあります。【自信】とは自分が思い描いた結果を達成出来ると信じる気持ちです。失敗をするたびに自信が砕け散ってしまっては身が持ちませんよね。。。

この自信というのはBELIEF(信念や概念)と密接に関係しています。ロジャー・バニスターというランナーのこんな話があります。

昔は1マイル(約1.6キロ)を4分以内に走るのは不可能だと思われていました。ほとんどのランナーが4:01, 4:02と、絶対に4分を切れなかったのです。しかし、ロジャー・バニスターはずっと4分を切れると信じて走り続け、ついに1マイル4分を切ることが出来ました!

するとどうでしょう。次の年から4分を切る選手が続々と登場したそうです。他のランナーはロジャーが4分を切ったの実際にみることで、「自分にも出来るかもしれない」と思ったはずです。自分にも出来るという思いは自信に繋がり、自信を持った他ランナー達はどんどん記録を更新していきました。

自信があるというだけでこんなにも結果が変わっていくのです。あなたが何か目標を達成できていないのだとしたら、それはどこかで自信がないだけかもしれません

CONCENRTRATION~集中力~

「集中力」とは自分のメンタルやマインドを与えられた環境下で、どれだけタスクに集約する事が出来るかどうかのスキルです。何に集中するべきかはスポーツやタスクによって違いますが、集中力が結果を大きく変えるのは間違いありません。

集中力のプロセスの中にATTENTION SELECTIVITYとうものがあります。

これは、必要な情報と必要でない情報を分類し、必要でないものはシャットアウトすることです。例えば、野球。ピッチャーが投球する際に、一塁ランナーに気をとられることなく、投げることだけに集中するのは、いらない情報(ランナー)を除外して必要なタスク(ピッチング)へと集中することになります。

しかし、スポーツによって何をSELECT(選択)するかは大きく異なります。例えば、アーチェリーなどは的に矢を当てることだけに集中すればいいのですが、サッカーのようなスポーツはボールをコントロールすることだけに集中するだけでは成り立ちません。

チームメイトの位置を把握したり、監督の声を聞いたりと、マインドを分散しつつも集中する必要があります。瞬間的に必要な情報のみに気を向け、最高のパフォーマンスを発揮するにはスポーツによって固有の集中力を高める方法が必要になるのです。

まとめ

まだまだ他にもメンタルスキルはありますが、皆さんに馴染みのある2つを選んでみました。

何度もいいますが、これらは“スキル”なので今はうまく出来なくても訓練で上達するのです。自信は先天的なものだと思っていませんでしたか?

今後是非これらの要素を鍛錬し、さらに上のレベルへと上がっていけるアスリートになってもらえたらと思います。

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