知って納得!キネシオロジーテープの仕組み

前回のコラムで、「キネシオロジーテープは誰でも使える魔法のテープ」といったお話をしましたが、何故そんな魔法がかかる?と思った人も多かったのでは?ここではキネシオの魔法のタネをお教えします。

まず、キネシオロジーテープを正しい方法で貼ると、その部位に軽く波打ったようなしわができます。しわになっている部分は皮膚とテープがくっついているので、通常時より皮膚が持ち上げられている状態(指で皮膚を引っ張っているような状態)になり、その皮膚の下に隙間ができます。すると、その隙間が血管やリンパの通り道を広げてくれる役割を果たして流れが良くなります。結果、自然治癒する為に必要な栄養や物質が循環し、同時に不要な物質が排出されやすくなる。

こういった仕組みになっています。

簡単に言うと、流れの悪い排水管を、外から工事して広げてあげるようなイメージです。詰まりをなくせば、水が流れて、元に戻ります。人間の体にも同じようなことが言えます。

具体的にどんな用途に使えるのか?

では、キネシオロジーテープが頻繁に使用されているいくつかの用途と、その仕組みを簡単に説明していきましょう。

疲労/負担軽減

疲労物質が体内に溜まることで感じる疲労。キネシオで疲労物資などが通る道を広げることで、詰まるのを防いでくれます。また、人工筋肉/皮膚と言われるように、貼るだけで筋肉が動くのを手伝ってくれます。手伝うということは、その筋肉への負担・疲労が軽減されます。特定の筋肉を酷使することで引き起こされる怪我や痛み、いわゆる職業病もキネシオを貼っておくことで予防できます。 特にどこか痛んだりしていなくても、だるい時や疲れが取れにくい時には貼るだけで効果があります。

腫れ

体内の組織が傷つくと、その部位に体が水分を集めてきます。その集められた水が腫れの原因です。疲れていても、水の中だと楽に立てますよね?それと同じ様な効果を出す為、水を集めてきます。しかし、水を送った後、排出する作業が滞ってパンパンになってしまう為、なかなか腫れが引きません。そこで、キネシオを使って排出する道を広げてあげることで、排出がスムーズになり、腫れが早く治まります。

内出血

皮下の組織が傷つくと、体の内部で出血が起こります。その血が皮膚の下に溜まっている状態が、内出血して皮膚がドス黒くなっている状態です。この部位の皮膚を持ち上げて道を広げてあげれば、溜まった血が流れていき、ドス黒い色が早く消えます。

上記で挙げた一例は、いずれもテープ一本で解決可能です。

知っておいて損はないキネシオロジーテープ

キネシオは誰でも使用できて、一人で貼ることができます。

米国プロスポーツにおける、アスリートのコンディショニングの欠かせない手段として、利用されるに至っています。また、決してアスリートだけのものではありません。

肩コリに悩んでいませんか?怪我を少しでも早く治したいと思いませんか?お子さんの怪我予防をしてあげたくありませんか?貼り方を覚えれば、家にいながら解消することも不可能ではありません。興味を持ったら一度手にしてみて下さい。他にも多数ある使用用途は、貼り方などと一緒に後日アップしていきます。

ではではこの辺で!!

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水川 敏宏
アメリカのカルフォルニア州立大学ノースリッジ校卒業。 専門はストレングス・コンディショニング。サッカーをはじめ、多種目のスポーツ選手の怪我予防・リハビリ・トレーニング指導を行っている。トップアスリートだけでなく、老若男女、人種問わず、全ての人々を対象に幅広く活動。トレーナーの知識や技術はプロだけでなく、全ての人が受けることのできる恩恵である。怪我をしたがどうすればいいのか分からない。何のトレーニングをどう行えばいいのか分からない。どの情報を信じていいのか分からない。そんな“分からない”を失くす為、Change the Value of Sportsを信念に、株式会社CORE ‘N CODEでスポーツの浸透と普及を目標に日々精進中。STROOPS FUNCTIONAL PERFORMANCE TRAINER.